周囲の景観と調和する、現代的里山休憩施設

太良まめなしの里 みはらし小屋

太良まめなしの里の休憩施設としての役割

みはらし小屋は、愛知県小牧市の里山の風情が残る丘陵地に3つの「ため池」と愛知県天然記念物マメナシ自生地を含めた緑地「太良まめなしの里」に設けられました。近隣住民や隣接する工業団地勤務者のウォーキングや犬の散歩、昼食休憩の場、マメナシや野鳥の観察の場、若者・子供たちの自然観察の学習基地、地域住民が集う里山管理の拠点及び作業道具小屋も兼ねています。

地域木材を活用した環境配慮型建築設計

愛知県小牧市の建築であることから愛知県産木材を多用し、小屋を通してため池の水面が見えるようスパンを大きく飛ばすことのできる囲柱が採用されました。壁が不要で景色が見通せる意匠性のある囲柱ラーメン木構造を主軸に、板倉構法、在来軸組構法を適材適所に配置しています。2方向ラーメン、更に単独柱でも地震力に耐えうる構造設計としました。愛知県産ヒノキ、スギ、長野産カラマツを使用し、約17tのCO2削減に貢献しています。

囲柱ラーメン木構造を採用いただいた先生方

意匠設計

タブラ・ラサ

意匠設計・施工協働

東海林建築設計事務所

元請け

(株)新東建設

太良まめなしの里 みはらし小屋 資料

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